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胃カメラについて 〜検査の意義と上手な受け方〜|はせがわ内科・内視鏡クリニック|宇治市にある内科・消化器内科

胃カメラについて 〜検査の意義と上手な受け方〜

11月に入り、季節も移ろい、街ゆく人の装いも少しずつ冬めいてまいりました。

クリニック開業から、はや2か月が経過し、たくさんの方に来院いただき、胃カメラ検査も多くの方に受けていただきました。今日は胃カメラについての検査の意義と上手な受け方についてお話ししたいと思います。

胃カメラというのは通称で、正式には“上部消化管内視鏡検査”と言われています。検査で観察する範囲は、胃だけではなく、食道や十二指腸までの上部消化管を観察します。

胃カメラの受ける意義は大きくまとめるとつぎの4つになります。

①胃痛や胸焼けなどの消化器症状がある方で、その原因を調べて診断し、適切な治療を行う   ②がんなどの治療が必要な病変をできるだけ早期に発見して早期に適切な治療を行う(検診目的)③人間ドックなどで胃透視(バリウム検査)異常が見つかったり、ピロリ菌陽性の場合の精密検査④ポリープや胃炎などすでに診断をされている病変について変化がないかを定期的に観察する

 

「胃カメラ、しんどそうだな・・やりたくないな・・」と心配されている方も多く、それで今まで検査を避けてきた、という方も多いと思います。みなさまに安心して少しでも楽に検査を受けていただくためのちょっとしたコツについてお話しします。

胃カメラでは食道、胃、十二指腸の中をくまなく観察します。そのため胃の中に食事の残りがあったりすると、きちんとした評価がしにくくなります。そのため、食事に関しては以下のポイントに注意してください。

・前日の夕食は、遅くても夜9時には済ませ、できるだけ消化の良いものを摂取してください
・検査当日は、朝食摂らずにお越しください。お水は飲んで頂いてもよいですが、ジュースや牛乳などは控えてください

いつもの内服薬に関しては、どんな病気でどのような薬を内服されているかで継続していただくか休薬していただくか異なってきます。抗血小板剤・抗凝固薬(血液をサラサラにする薬)を飲んでいる方は、休薬していただくこともあります。糖尿病のお薬を内服されている方は、検査当日は休薬していただきます。

内服薬については、医師・看護師で確認させていただきますので、お薬手帳をお忘れなくご持参ください。

検査前の準備については、担当看護師から説明があります。お薬に関しても、皆様のお身体の状態にあわせた説明をいたします。わからないことや心配なことがあれば、なんでもご質問ください。

当日の検査では、経鼻(鼻から)と経口(口から)の2パターンの方法がありますが、上手に受けるコツとしては大きく変わりません。いずれも「咽頭→食道→胃→十二指腸→胃→食道」の順番に観察します。

  1. 体勢は左横向きで、右脚を左脚の前に重ねるようにします。
  2. カメラが咽頭から食道に入るときが最大のポイントです。首と肩の力をできるだけ抜いてのどの力が入らないようにしましょう。無理に飲み込む必要はありません。どうしても力を抜くのが難しい場合には飴玉を飲み込むような感じで、カメラを飲み込んでみましょう(合図させていただきます)。
  3. カメラの先端が食道に入った後はできるだけ力を抜いて楽にしておいてください。ただ、げっぷだけ極力我慢いただくようにお願いします。げっぷを我慢いただければ胃の中の観察がスムーズに進み、検査時間自体も短くなります(通常5分ほどで終わります)。
  4. 検査中はつばや上がってきた胃液などはすべて自然に口から垂れ流すようにお願いします。検査中、のどの違和感、定期的な吐き気はありますが、息を吸ってため息をつくと少し楽になります。

 

どんな検査でも不安はともなうものです。検査中のしんどさが不安な方は鎮静剤(静脈麻酔)を用いて検査することも可能ですので、不安なことがあればなんでもご相談ください。

胃カメラでは思いがけない病気がみつかる事もあります。上記の胃カメラの意義に当てはまる方はぜひ一度ご検討いただければと思います。

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